2014年3月13日木曜日

恐怖の車庫入れ 前編

 運転中ラジオで、クラクションみたいな音が入っている音楽を聴くだけでビクついている根津です。あれは迷惑だよ。


 ワースト駐車場にどうやって停めるかという問題もさることながら、駐車で怖いのは駐車そのものです。
 つまり、
車庫入れが超苦手なんです。

 昔はギアをバックに入れると、ハンドルをどちらに回せばよいかわからなくなっていました。最近は何とかわかります(これだけでもめざましい進歩なんですが)。

 でも、車庫入れのテクニックは一向に身につきません。いつも隣のクルマにぶつかりそうになります。なので、駐車場は3台分以上空いているところにしか停めることができません。
混雑時はどうするのか。そもそも混雑しているところへは行きません。
 とは言っても、病院など必要に迫られて行くこともあります。

 そこで何とかして1台分だけ空いた駐車枠へ停められるようになりたいのです。

 自動車といえばこの方、モータージャーナリストの徳大寺有恒さんに教えを乞いましょう。
 彼の著書『クルマ運転術』(草思社)には「狭い駐車場へ入れるとき、どうするか」という解説があります。広い駐車場でもおろおろする私にはこれは、願ってもないアドバイスです。

 「駐車や車庫入れのコツは、いかにゆっくりクルマを動かすかにかかっている」「とくにバックがへたという人は、このスピードが速すぎるようだ」

 え? 私は超ゆっくりですよ。ハイスピード撮影の映像を見ているかのようにスローなんだけど。あまりに遅くて、しびれを切らした奴が、バックしようとしている私のクルマの後ろを横切って行ったこともありました。あれは怖かった。死ぬかと思いました。
  田舎のバカドライバーの話はどうでもいいや。で、どうすれば車庫入れができるの? 徳大寺さん教えて下さい。

「ゆっくり走れば、スティアリングでの修正はずっとやさしくなる。『これは切りすぎたな』あるいは『浅いな』と思ったとき、進みすぎなければ、そこで切り戻しもできれば、切り増しもできるからだ。だから駐車、車庫入れに慣れていない人は、極力ゆっくりやるといい」

 徳大寺さん、それはわかっているんですよ。そもそも「切りすぎた」とか「浅いな」ということがよくわからないし、わかっても、どれだけハンドルを切ればいいか検討もつかないんですよ。
 そして、同著では段差がある場合の駐車の仕方を説明されています。私にとっては段差以前の問題なんだけど…
 徳大寺さん曰く、
「運転というのは上達しようと意識してやれば、あっというまにうまくなる」

 うーん、どうやら、私は徳大寺さんの想定を下回る低レベルにあるらしい。
 たぶん世間一般の人は彼のアドバイスで運転は上達するのでしょう。何ごとも平均以下の私にはちょっとハイレベルすぎました。そういえば、小学校の時、体育で鉄棒の逆上がりは最後までできなかったし、算数の九九もなかなか覚えられなかったなぁ。

 自分の無能を嘆いていても仕方ない。車庫入れについて、もっとわかりやすい手引きを探すことにします。

0 件のコメント:

コメントを投稿